検索連動型広告の始め方

この記事の対象読者:リスティング広告の初心者
この記事は、およそ8分で読めます。

ここでは、ウェブ広告の中で最もポピュラーな広告手法である検索連動型広告(リスティング広告)の始め方についてまとめてみたい。

すでにインターネット上には、検索連動型広告に関する多くの記事が存在する。ルールを解説した公式サイト、運用のためのノウハウ、どこかの事業者が書いた効果に対する体験談など。

今さら、私が書くこともないかとも思ったが、忙しい事業責任者のための最低限かつ最大の効果を狙った検索連動型広告の構築について書いていきたい。自分への備忘録も兼ねて。この記事は最低限の下準備である

  • Googeアドワース及びYahoo!プロモーション広告のアカウント開設
  • Googleタグマネージャーの設定
  • 広告出稿用のページ(ランディングページ:LP)作成

などは終わっているものとして進めていきたい。なお、広告出稿のためのランディングページ作成にあたり3C分析を行う必要がある。この3C分析の過程でわかった競合と比較しての自社の優位点、お客さまの購買の決め手となる要素などは検索連動型広告の実施においても非常に有用だ。私の場合、以下のエクセルのような形でランディングページ作成時に3C分析を行っている。そしてこの分析結果をもとにして出稿キーワードの選定や広告文の作成を行う。⇒3C分析シート サンプルダウンロード

この記事は更新中のため、まだ未完成だと思っていただければ幸いだ。
(最終更新日:2017/1/19)

  1. ランディングページから抽出した主要なキーワードの選定
  2. 主要キーワードの検索規模(月間インプレッションの確認)
  3. 主要キーワードを含む複合キーワードの拡張(keyward related)
  4. 主要キーワードに類似する関連キーワードの抽出
  5. キーワードの検索意図に基づく分類
  6. 各キーワードに合致した広告文の作成
  7. アカウント構造への落とし込み
  8. ABテストや入札単価の調整などのPDCA

1.ランディングページから抽出した主要なキーワードの選定
まず最初にすることは、広告出稿予定のランディングページ(LP)をもとに、入札するべきキーワードを見つけることだ。一例として、工業用具である圧力計を販売しているサイトを例にとってみよう。販売している商品を参考に、以下のような主要なキーワード(圧力計/差圧計/圧力スイッチ/差圧スイッチ/圧力センサ)を見つける。まずはこれをエクセルの1行目に入れることが最初のステップだ。(実際にはもっと網羅的に細かく集めるのだが、ここではあなたが検索連動型広告を始めるにあたり必要な手順をお伝えすることが目的であるため、シンプルな構成で紹介していく。)

主要キーワードのピックアップ

2.主要キーワードの検索規模(月間インプレッションの確認)
これら主要キーワードの規模感を把握するために月間のインプレッション回数(検索エンジンの利用ユーザ全体で、その特定のキーワードをGoogleなどの検索エンジンに打ち込んでいる回数)を調べていく。この調査により狙ったキーワードに広告を出稿した時に獲得できるユーザをおおよそ調べることができる。図のようにキーワードのキーワードの月間平均検索ボリューム(市場規模感)だけでなく既に広告に出向しているライバル数などをもとにした競合性や、1人のユーザをサイトに呼び込むにあたり必要な1クリック辺りのコストも見積もることが出来る。

キーワードの月間平均検索ボリューム

さらに、こららキーワードの年間を通しての季節変動やデバイス毎の規模感など、以下のこともわかる。

  • 検索ボリュームの傾向
  • モバイル端末での検索数
  • デバイス別のデータ
  • 地域別都道府県単位の検索数データ
  • 競合他社のドメインと比較データ
  • マーケット リーダーの範囲との比較

Googleでの検索ボリュームの傾向
デバイス別の検索ボリューム

このようにして、インターネット上の検索回数をもとにした市場規模感とライバルの状況などを調べ、狙うべきキーワードを定めていく。必要に応じて、通年での季節変動をもとに予算を組み立てたり、端末ごとの検索動向によりラインディングページの最適化を行う。地域属性などの情報もクライアントと共有すると良い発見につながることもある。

主要キーワードを含む複合キーワードの拡張(keyward related)


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